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賃貸経営で起こり得るリスク

賃貸経営で起こるリスクと対策

特に大きなダメージになるのが空室リスクです。空室の間は家賃収入が発生しません。それでも管理費や税金はかかり続けます。ローンの返済に充てていた場合は、本業の収入でカバーしたり、貯金を取り崩さなければいけないかもしれません。

空室リスクの原因は、立地条件や居室の状態に対して賃料が見合っていないからです。これを防ぐには、物件選びの時点から確実に家賃を得られるところを探すのが大切です。また、集客力のある不動産業者に管理を委託したり、一括借り上げ契約(サブリース)を利用すれば長期にわたって家賃が保証されます。

逆に空室を埋めるために家賃を下げるのは得策ではありません。再び需要が高まった時に元へ戻すのが難しいからです。むしろ物件の魅力を高める工夫をしましょう。

こうした空室リスクを招くのが建物や設備の老朽化です。特に設備類の耐用年数は、ほとんどが10数年です。その時になって、支出を計上していたのでは資金計画が狂ってしまうでしょう。屋根や壁の修復や塗装、設備の入替など、あらかじめ時期を検討して、そのための修繕費を積み立てておくと慌てずに済みます。

また、入居者トラブルも賃貸経営には付き物です。家賃の滞納や退去時の現状回復はもちろん、騒音やゴミ出しの問題は建物内だけではなく、周辺住民にも及ぶ場合があります。自ら携わるわけではないので、入居者を見極める力や適切な対応力を持つ不動産業者と手を組むのが一番でしょう。ここで管理費を惜しんではいけません。

他にも変動金利でローンを組んでいるなら金利の上昇で返済できなくなるリスク、地震や水害など災害のリスクや、売りたい時に売れない流動性のリスクがあります。ローンなら固定金利への借り換えを検討したり、災害には損害保険、売却予定なら前もって物件の相場を把握しておくなど、トラブルが起こると想定して対策を取るのが重要なのです。